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蓮音日記

~うたと旅のつづれ織り~

2010-02-14 [ Sun ]
サンタフェは石を投げたらギャラリーかアーティストにあたりそうなほどアートに溢れたかわいい街だった。午前中はジョージアオキーフ美術館に入り浸り 午後からはターコイズブルーのドアと窓に引き込まれる様に写真を撮るのに夢中に。。扉の向こうにはどんな人 どんな暮らしがあるのかな~

夕方 シャトルバスでアルバカーキ空港へ向かう。明日は早朝のサンフランシスコ行きの便なので
夜の街の徘徊は控えて予約してた空港近くのモーテルの部屋でハンバーガをかじって早く就寝。

翌朝 ニューメキシコの赤い大地を後に サンフランシスコへ到着~
あ~いよいよ旅も今日が最後の一日。
この街の色んな国の文化、価値観が共存してるこの自由な空気、やっぱり好きだな~

主な観光名所は前にひととおり行ったことあるので 生活感のあるところを覗いてみたいと
めあての場所へバスを乗り継いで目指すものの 超方向音痴の私、逆の方向にいってしまうのは日常茶飯事。。

サンフランシスコといえば坂の街、高いところから見渡す眺め。
坂の町

ここは一発で辿り着けた笑 おなじみのゴールデンゲートブリッジ
DSCF5378.jpg


フォートメイソンというところにあるお気に入りの公園の芝生でお昼寝。
この近くのとっても居心地のよい フィッシャーマンズYHに滞在した時の思い出が蘇ってきて
心がちょっとわさわさした。今振り返るとあの頃はほんと病んでいたな~
バラバラに壊れた心をひっさげて日本を逃げ出すようにして遥遥ここまでやってきてしまったのだった。
自己否定の塊みたいになってたあの頃よりも、少しは あるがままの自分を受け入れて愛することが
できるようになった。 カメの一歩かもしれないけど、ちょっとずつ前に進んでるかな


フォートメイソン


お昼ね




この最後の夜と『サンフランシスコ写経の会』がピッタリ合って参加させてもらえたのも
ありがたい天からの贈り物。サンフランシスコ在住の女性僧侶 英月さんが月一回 主催されていてる。

以前 もう少し現代人の感性に合ったお説法をしてくれる おもしろいお坊さんにお寺に
法話に来てもらいたいなあ と思っていた頃 わかりやすい言葉で だけど心に響く
そんな仏教のABCを説かれている英月さんのブログを発見して その中で
サンフランシスコ写経の会のことを知った。

英月さん 実際にお会いしたらモデルさんのように背が高くて美しいとっても素敵な方!
アットホームな雰囲気の中 最初に皆で仏説無量寿経の一部である『三誓偈』を読経。
海を渡ったお経は ポップでアメリカ風にアレンジされていた。なんか新鮮で楽しい~♪
そして英月さんのご法話。ちゃんとレジュメまで用意して下さって熱がこもっている~

墨を磨ったのも久しぶり。とても静寂な時間が流れていた。
自分の内と向き合える 心落ち着くひとときだった。こんな自由で楽しい写経は初めて。
正信偈の一節を写経した他に 絵でも好きな言葉でも心に浮かぶまま筆を運んでいいなんて。。

私は真っ先にシャスタの神々しい姿が心に浮かんだ。絵心、全くないけど描きたくなってきた。
描いているうちにあったかいものが胸の中から込み上げてきて じぃーんとしてくる。。
この下手くそだけどシャスタの思い出の詰まった絵が 自分への何よりのお土産となった。

写経中 2

お隣りはサンフランシスコ在住の画家 西田マコさん 
日本で何回か偶然お会いしてて これまたアメリカで再会できたことの不思議さ。。
勝手に手が動き出すままに任せて描かれるマコさんの絵は宇宙の愛のエネルギーそのもの。
(帰国後にも大阪での個展に寄せてもらったけど 絵の前に立つとほんとにハートがじんじんあったかくなった!)


写経後 お茶やお菓子を頂きながら英月さんが出演されたテレビ番組『グッと!地球便』の
DVDをみんなで鑑賞。ちょうどシャスタへ行く直前にテレビで見てたけど又目頭が熱くなった。
お寺の嫁とお寺の娘さんでは立場は違うけど すごく共感するものを感じる。


グッと地球便

終わってから英月さんが食事に誘って下さり マコさんと男性の方と4人でタイレストランへ♪ 
やっぱりご飯は人と一緒に食べると美味しさが倍になるな~色々なお話をして楽しい最後の夜となった。



今 こうやって振り返ってみると この旅は不思議な縁の数珠繋ぎのような
出会うべく人に会いにいったような感じがします。ほんとに感謝の気持ちでいっぱい!

シャスタでもらった気づきは、、 なかなか言葉にできません。
愛の自給自足 という一言では けっして伝えきれないものがある気がして


今の気持ちに近いネイティブアメリカンの長老の心を揺さぶられた詩を最後に。。




「招 待」  
~ オライア・マウンテン・ドリーマー  (ネイティブアメリカンの長老)の詩 ~

あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです
私は、あなたが何に憧れ、
どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います

あなたが何歳かということも関係のないことです
あなたが、愛や夢や冒険のために、
どれだけ自分を賭けることができるのか知りたいのです

あなたがどの星座に生まれたかということもどうでもいいことです
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、
人生の裏切りにさらされたことがあるか、
それによって傷つくのが怖いばかりに
心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです

あなたが自分のものであれ、人のものであれ、
痛みを無視したり、簡単に片づけたりせずに、
それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです

また、喜びの時には、それが私のものであれ、あなたのものであれ、
心から夢中になって踊り、
恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです
気をつけろとか、現実的になれとか、
たいしたことはないさなどと言わずに

私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心がありません
私はあなたが自分自身に正直であるためには、
他人を失望させることでさえ 
あえてできるかどうかを知りたいのです
たとえ裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりは
その非難に耐えうる方を選ぶことができるかどうかを

たとえ不実だと言われても、
そんなときにあなたがどうするかによって、
あなたという人が信頼に値するかどうかを知りたいのです

私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです
それが見た目に美しく見えない時でも、
毎日そこから本当に美しいものを
人生に汲み上げることができるかどうかを

私は、あなたがたとえ失敗しても、
それを受け止めて共に生きることができるかどうか、
それでも湖の縁に立ち、
銀色の輝く満月に向かって"イエス"と叫ぶことができるかどうかを
知りたいのです

あなたがどこに住んでいるか、
どれだけお金があるかはどうでもいいことです
それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、
どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、
子どもたちを食べさせるために
しなければならないことをするかどうかを知りたいのです

あなたが誰を知っているか、
あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません
私とともに決して怯まずに 
炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです

あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです
私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になったとき、
あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです

私はあなたが自分自身としっかり向き合い、
その何もない時間の中にいる自分を
心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです


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コメント

  自己否定の塊みたいになってた … yokoさんにも、そんなときがあったのですね。

 最後の詩を読んで… 

 私は自分ときちんと向き合っているかしら… 
 逃げてばっかりのような気がするけれど…、
 毎日、とにかく起き上がって、また今日という日に向かう、その積み重ねの先に、きっとたどり着く場所があるような気がします。
 
  
  

負のスパイラルにはまると抜けだせなくなるんです。
でも だいぶコントロールできるようになってきました。

自分の内側と真正面から向き合うことは しんどい作業ですよね。。。

いつあちらの世界からお呼びかかかっても
悔いのないような生き方をしたいです

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高野陽子(歌、ライアー、三線)

ケルトの国々や沖縄など様々な土地を訪れ、長い時を経て伝わる物語やメッセージを歌い継いでゆく‘旅する歌い人’。在学中よりバンドで歌い始め、1997年頃より演奏活動を始める。これまで数度に渡りアイルランド、スコットランドに長期滞在し伝統的な歌唱法を学ぶ。現地の教会やパブでの演奏も好評を得る。現在は様々な音楽ユニットやライアー(竪琴)や三線の弾き語りソロでも活動中。2010年1stCD「Leem」リリース。2015年関西ケルト/アイリッシュコンピCD「CELTSITTOLKE Vol.4」に参加。http://hasunooto.blog109.fc2.com/

1st CD 『Leem』発売中(全5曲¥1,200)


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 Yoko Takano

Author: Yoko Takano
1.てぃんさぐぬ花 (沖縄民謡)2.Siuil a Run(アイルランド民謡)3.Down by the Sally Gardens ~Toss the Feathers ~Drowsy Maggie ( アイルランド民謡~舞曲)4.銀の笛 (スコットランド民謡 / 訳詞yoko) 5.凛 (詞・曲 / ハシケン)

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